カードローンで自己破産の現実 | スマホで簡単手続きが落とし穴

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去年の自己破産の件数が7万件をこえて、2年連続の7万件越えとなっています。

自己破産が2年連続で7万件を超えた原因は、銀行カードローンの貸付増加とスマホでの借入の簡単さがあると思います。

総量規制の対象外の銀行カードローンの増加

カードローンの増加と自己破産の増加に因果関係があるとしても、カードローンを借りてから、自己破産に至るまでには、時間差があります。

来年、再来年と自己破産は増加するものと思います。

働き方改革で手取り給与が減少している

働き方改革で、残業が減っているため、手取り給与が減っている人が増えています。

手取りが減ることで、生活費が足りない人が増えています。

生活費が足りないので、借りられるところからは、できるだけ借りてしまうという低所得者層がかなりいるということです。

これが、自己破産にまで追い込んでいます。

ブラック企業などがマスコミなどでやり玉にあがりますが、ブラックな環境は行き過ぎであり、良くないですが、残業代をあてにしていた人たちの首をしめているというのも事実です。

銀行系カードローンが増加するのはなぜか

銀行系カードローン会社(銀行グループ企業)としては、総量規制の対象外であり、貸付がやりやすいというのと、収益性が高いというのもあります。

ゼロ金利時代ですので、法人貸付をしても、いまの貸出金利では、収益が上がらないため、振込手数料の増額や口座管理料を取る銀行も出てきています。

カードローンの収益というのは、法人向けの貸出金利や振込手数料の収益性よりはるか上であるので、銀行系カードローン会社側としても、個人貸付を伸ばしたいのです。

さすがに、自己破産が増加しているため、批判にさらされていますが、今後もカードローン貸出などは伸びていくものと思います。

カードローンが増えれば、自己破産も増えるのです。

スマホで簡単手続きが仇となっている

今や借入の手続きは、対面やATMでの手続きではなく、スマホだけで完結してしまいます。

カードローン会社としては、固定費の削減ができて、収益が上げやすい環境となり、利用者側としても、面倒な手続きが不要で、すぐに借入ができるメリットもあります。

しかし、あまりにも簡単に借入ができてしまい、返済能力の審査もゆるい傾向があるため、多重債務でも借りられたりしてしまっています。

金融庁としては、収入や多重債務の審査をしっかりやるように、金融機関に指導しているのですが、すぐには、改善されるのでしょうか。

借入手続きや審査が簡単になっている分、返済できないのに、借りられてしまうという状況が発生してしまっています。

これが、メリットがデメリットになっていると言えますね。

カードローンで破産しないために

生活費が足りないところに、スマホで簡単に借入ができるという状況ですので、借金をしてしまいます。

収入が足りず、返済能力以上に借入があれば、破綻するのは、時間の問題なのですが、そうせざるを得ない生活環境の方が増えています。

まず、毎月の収支が支払い超過の赤字状態であれば、新規に借金をしてはいけません。

借金返済での支出を減らすのが、必須です。

副業なのか中古品の売却での一時的収入など、あらゆるものを総動員して、借金を減らすことです。

早めの債務整理

自己破産は、債務整理の最終手段です。自己破産にいたるまえに、任意整理、特定調停、個人再生の手続きがあり、それぞれに適用できる条件が違いますが、自己破産にいたるまえに、法律家に相談するのも借金問題改善の一つの方法です。

自己破産は、最終手段ですので、できれば、その手前で改善できるがベターではないでしょうか。

多重債務であれば、借金を一本化も有効

すでにいろんなところから借入をしていて、多重債務状態であれば、金利が安いところから借金の借り換えをして、一本化するのも良いと思います。

借金の借り換えによる一本化は、金利が下がる可能性があることと、複数の借金返済日に、資金を充当して精神的に疲れていくのを回避できる、というメリットがあります。

いくつもの借金をしていると、返済日がバラけていて、常に銀行残高を気にして生活していくことになります。

これは、本当に神経がすり減ります。

返済日をひとつにまとめるだけで、精神的にかなり楽になります。

そのうえ、金利も下がれば、メリットだらけです。

カードローン破産まとめ

どうでしょうか。

銀行系のカードローンは、まだまだ貸付を締め付けてくることはないと思います。

銀行系カードローン会社側として、貸しやすい、借りる側はスマホ操作で簡単なので、借りやすいし、借りないと生活が成り立たないという状況であれば、借金はどうしても増えてしまいます。

そして、自己破産にまでつながってしまいます。

自己破産は、国が認めた法的手続きなので、それ自体は問題ないのですが、ただ、自己破産までに追い込まれても、収入増加か生活改善をしないと、自己破産後にもまた同じように多重債務に陥る可能性もあります。

自己破産をすると、官報に掲載されますので、闇金などの高利貸しから狙われてしまいます。

そういう悪循環を断つためには、第三者の支援も必要です。

家族の支援、友人知人の支援、恋人の支援などです。

また、借金には、依存性のあるものもあります。ギャンブル依存、買い物依存、酒依存などは、治療が必要です。

依存症治療の専門クリニックにいくのも、借金体質改善の助けになると思います。

明るい未来のため、我慢するところは我慢し、早く健全な生活を手に入れましょう。

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