【自己破産とは?】メリット・デメリットや手続きについてなど解説

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「もう借金を返していくことができなくなった」

「このままだと返済することができなくなる」

と、借金の返済で日々の生活に支障が起きている、起きる可能性が高く悩みを抱えている方がいらっしゃると思います。

借金があると、精神的にきつく、うつ病になる人もいます。

逃げ道がないと思い詰めてしまい、うつ病になってしまうと、最悪自殺ということにつながりかねないです。

そうなる前に、自己破産という対応策と逃げ道があることを知ってほしいです。

人命より重いものはありませんので。

逃げ道とは、債務整理です。

そのうちの最終手段は、自己破産です。

  • 自己破産するのは怖い
  • 自己破産すると人生詰んでしまう

と自己破産についての不安を解消するために、今回の記事では、自己破産の基礎知識やメリット・デメリット、破産手続きについて丁寧に解説していきます。

自己破産を検討している方や自己破産が気になる方は是非読んでいただいて参考にしてみてください。

自己破産とは?

自己破産とは、債権者(さいけんしゃ)に対してお金を借りている・返済義務を負っている債務者(さいむしゃ)が経済的に機能することができなくなり、返済することができない状態で「破産申立書」を提出して裁判所に申立て、免責許可の申立てをして免責許可の決定が確定することで、非免責債権(税金・社会保険料、養育費、従業員への未払い給料・預り金)を除くすべての借金が帳消しになる手続きのことです。

自己破産のデメリット

自己破産をした場合、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

借金が0になるメリットばかりではないので、注意しましょう。

5つのデメリットをご紹介します。

借入が一定期間できない

自己破産を申立てると、信用情報機関に情報が登録されます。

そのためクレジットカードを作る時や借入する際に消費者金融・クレジットカード会社・銀行などの金融機関が信用情報機関のデータベースにアクセスして調査することで、審査に通らないと状況になります。

いわゆるブラックリスト入りになった状態です。

信用情報機関に情報が登録されると一般的に短期で約5年間、長期となると約10年間はブラックリスト状態のため借入することが難しくなります。

就くことができない職業がある

自己破産手続き中は制限職種という法律上、就くことができない職業があります。

  • 弁護士や司法書士などの士業
  • 生命保険募集人
  • 古物商
  • 貸金業者
  • 建設業者
  • 風俗営業者
  • 警備員
  • 宅地建物取引士

など、上記の職業については、自己破産申立て~免責決定までの間は、制限を受けてしまいます。

自己破産後は、解除され制限を受けることはありません。

また、上記の制限職種に就いている場合は、手続き中は一時的に辞めるか資格を使用せずに仕事をする必要があります。

会社の取締役の場合は辞任するか、解任となります。

不動産や車などの財産が処分される

自己破産の手続きをすると、ローンが残っている不動産や車などは担保に取られているため、破産手続き中に、競売等で処分されることになります。

ただ、生活に困らない手元現金は残るので、生活は困ることなくできますし、借家には引き続き住めます。

保証人へ影響がでる

自己破産を申立てると、保証人、連帯保証人が債権者から借金の返済を請求されます。

これは、自己破産の借金免責は、自己破産する本人のみであり、借金自体が消えるわけではないからです。

保証人、連帯保証人は、債務者にかわり、返済義務を負い続けます。

これは、かなりトラブルになるので、保証人、連帯保証人がいる場合は、自己破産手続きをする前に、保証人、連帯保証人に知らせておいたほうがいいと言えます。

官報に情報が掲載される

自己破産手続きを行うと、日本国の機関紙「官報」に氏名・住所などが掲載されることになります。

裁判所に併設された書店や官報販売所、インターネットで閲覧できるようになっています。

金融関係者は毎日チェックしていますが、一般人はほとんど読まないと思いますので、一般人には、気づかれないかも知れません。

免責不許可事由があると、自己破産できない

自己破産が認められないケースとしては、債務が免責不許可事由に該当する場合があります。

単なる浪費、ギャンブルの借金やクレジットカードの現金化などは、免責不許可事由に該当してしまい、自己破産が認められない場合もあり得ますので、弁護士に相談してみてください。

自己破産のメリット

自己破産をした場合、どのようなメリットがあるのでしょうか?

5つのメリットをご紹介します。

全ての債務が免除され借金ゼロに

自己破産申立てを経て免責決定すると、全ての債務の返済義務が無くなり、借金がゼロになります。

取り立てが無くなる

自己破産の手続きを行って借金がゼロになることで、貸金業者の債務者への取り立てが無くなりストレスから解放されます。

自由財産

自己破産で全ての財産を処分する必要はありません。「99万円以下の現金」「差し押さえ禁止財産」「自由財産拡張がなされた財産」「新得財産」「破産管財人によって放棄された財産」は手元に残すことができます。

生活に困らない最低限のお金と資産は残るというイメージです。

自己破産の手続きの流れ

自己破産の手続きはどのような流れで行われるのでしょうか?

7つのステップに分けてご紹介します。

ステップ弁護士へ相談・依頼

弁護士に相談して自己破産をして解決することになれば、自己破産手続きをしてもらうために依頼して契約します。

この時点で、着手金がなくても、手続きはできます。

法テラスという立替払いに応じてくれる支援センターがあり、弁護士費用などは、法テラスが立替をしてくれて、後々、この法テラスに分割払いで返していくという仕組みがあるからです。

債務整理で、資金がないから手続きできない場合などは、この法テラスを頼るというのも、手ですよ。

ステップ債権者へ取り立て停止

弁護士に自己破産の手続きを依頼したことによって、債権者は債務者に取り立てなどができなくなります。

ピタリと取立、催促が止まりますよ。

ステップ申立てに必要な書類の準備

自己破産の申立てに必要な書類の準備をしていきます。

かなりの量の書類が必要ですが、依頼した弁護士がきちんと用意してくれます。

ステップ自己破産の申立て

準備した必要書類を裁判所へ提出して自己破産の申立てを行います。

約1か月ほど経って裁判所へ出廷します。

ステップ自己破産手続き開始

裁判所が破産手続開始決定(その昔は破産宣告と言われていました)を出して、同時廃止・管財事件・少額管財のどれになるのか判断され処理されます。

ほとんどの場合が、管財人が任命される管財事件と言われています。

ステップ免責審尋

免責審尋(めんせきしんじん)は、裁判所へ出頭して裁判官が破産者に質問をして免責にするかどうかを判断する非常に重要な手続きです。

ステップ免責許可の決定

免責審尋(めんせきしんじん)を終えて、2週間ほどして免責許可が決定されます。

免責許可となって、ここで全ての借金がゼロとなります。

自己破産まとめ

自己破産することは悪いことではありませんし、人生が終わるわけではありません。

負のイメージが強いですが、自己破産という制度は、借金で経済的に困窮した生活から救済するための制度です。

ただ、何回も何回もできるものではありませんので、自己破産後の生活状況、収入確保、借金をしないなどの改善が必要です。

借金でお悩みの方は、人生をリスタートさせるためにも専門家に相談して解決しましょう。

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