【過払い金とは?】過払い金の時効・返還請求・利息など徹底解説!

投稿日:2020年2月4日 更新日:

最近、テレビCMやメディアなどでよく耳にするようになった「過払い金」をご存じですか。

ローンやキャッシングなどで消費者金融やカード会社などの金融機関に、利息制限法で定められた以上に支払った利息分を返還請求することができる「過払金請求」があります。

気軽に人に聞ける問題ではないので、聞きにくいですよね。

今回の記事では、過払い金についてご紹介します。過払い金の基本情報以外にも、過払い金の時効や返還請求、利息などについても詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

もし、過払い金に該当していたら、すぐに弁護士などに相談しましょう。

お金が戻ってくる可能性があります。

過払い金とは何か?

過払い金(かばらいきん)とは、消費者金融などで提供されているカードローンや、クレジットカード会社が提供しているキャッシングなどで、貸金業者へ利息制限法という法律が定めた利率を超える(借入が10万円~100万円未満で年18%)借り入れをして、払い過ぎた利息のことを言います。

貸金業者を規制する「出資法」と借りた人を守る「利息制限法」といった二つの法律で利息の上限が異なり、この2種類の上限金利の差を「グレーゾーン金利」と呼びます。

以下は、出資法と利息制限法の元金と上限金利を比較する表をご紹介します。

出資法

元金 上限金利
10万円未満 29.2%
10万円以上100万円未満の借金 29.2%
100万円以上 29.2%

利息制限法

元金 上限金利
10万円未満 20%
10万円以上100万円未満の借金 18%
100万円以上 15%

出資法と利息制限法の上限金利を元に差額を引き直し計算して、取られ過ぎていた利息を過払い金として返金手続きを行うことで、払い過ぎの利息分を取り戻すことができます。

これを「過払い金返還請求」といいます。

弁護士の広告が解禁されたことで、司法書士や弁護士法人が、この過払い金返金請求のテレビCMを見かけることもあるかと思います。

利息が戻ってくる過払い金返還請求の手続き

カードローンやキャッシングで消費者金融やクレジットカード会社への返済・借入・完済などの最終取引から10年を経過していなければ、過払金返還請求の手続きができて、払い過ぎの利息を過払金として取り戻すことができます。

手続きは煩雑ですから、弁護士や司法書士に依頼するのも方法です。

頼む場合は、過払い金返金の実績が豊富な先生に依頼しましょう。

法律家にも専門というものがありますし、実績があれば、どんなパターンでも対応して、返金が実現する可能性も高まります。

過払い金返還請求の手続きが「面倒」「不安」など感じしている方に向けて、過払い金を取り戻す方法を3つのステップでご紹介します。

ステップ①

返済・借入・完済など取引きがある、取引があった消費者金融やクレジットカード会社から取引きの履歴を発行してもらう。

ステップ②

実際に過払い金がどのぐらいの金額が発生しているのかを確認するために、正規の利息で引き直し計算を行います。

ステップ③

取引があった消費者金融やクレジットカード会社と交渉をして過払い金返還請求を行って、合意書を取り交わして、払い過ぎの利息として過払金を返還してもらう。

過払い金の時効はいつ?

取られ過ぎていた利息である過払い金は、消費者金融やクレジットカード会社などの金融機関との返済や借入をした最終取引日から10年が経過すると、時効が有効となり消滅時効を迎えます。

勘違いが多い「過払金が発生してから10年」ではないため十分に注意しておきましょう。

10年前に借入して、いまだに返済している人は、時効はかかりません。

また、取引きのあった消費者金融やクレジットカード会社が倒産した場合は、返還できなくなる可能性があります。

過去に大手と言われた貸金業者も倒産していますので、注意しておきましょう。

過払い金返還請求をしたとしても、貸金業者に資金がないと、満額の返金が無理な場合や全く返ってこない場合もあります。

過払い金の時効例

2020年1月31日に完済して、その取引き以降に返済・借入がなければ、過払金の時効が成立するのは2030年1月31日となります。

過払い金請求のメリットとデメリット

過払い金請求の大きなメリットとして、借金がまだ残っている場合は、返済する必要が無くなった上に、払い過ぎている利息が返還される可能性があります。

また、すでに完済している場合は、信用情報のリストに載ること無く払い過ぎている利息を取り戻せます。

過払い金がないかどうかだけでも、調べてみる価値はありますよ。

デメリット

  • 借金を完済しておらず、返済中に過払い金返還請求の手続きを行った場合、過払い金が返還されて、借金が完済できれば、ブラックリストには載りません。

しかし、借金が完済できない場合、ブラックリストに載ります。

過払い金返還請求は、債務整理のうちの任意整理手続きでされることが多く、任意整理をすることで、ブラックリストに載ってしまうことがあります。

ブラックリストに掲載されることで、クレジットカードが作れなくなったり、ローンが組めなくなったりなど自身に不利益が生じます。

メリット

  • 借金がなくなって、払い過ぎた利息が戻ってくる
  • 借金を完済している場合だと、デメリットなく過払い金返還請求の手続きを進めることができますが、業者と和解してしまうと再請求することができなくなるため、理解と注意が必要です。

確実に過払い金請求するためのコツ

自分自身で過払金の請求をするよりも、司法書士(認定司法書士)や弁護士などプロフェッショナルに任せることで確実に過払い金を取り戻しましょう。

司法書士(認定司法書士)は、消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者などから個別の借金額かつ過払い金が140万円以下の場合に限って対応することができます。

過払金請求の確実性を高めるコツとしては、「過払金請求の実績がある」司法書士(認定司法書士)や弁護士を選ぶようにしましょう。

過払い金まとめ

いかがでしようか。

過払い金には、時効があるため、ここ最近では頻繁に広告が打たれています。

2010年の法改正以降、金利差がほとんどなくなり、過払い金が発生しにくい状況です。

いま過払い金返還請求が多く行われているのは、10年以上前に起因している過払い金がほとんどです。

時効を迎えてしまう過払い金がまだかなりの金額であるので、時効前に掘り起こしているのです。

まずは、見に覚えのある方は、急いで過払い金返還請求に取組みましょう。

早く借金を解決しましょう。

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