クレジットカードは、学生でも18歳以上であれば作ることができますが、「クレジットカードを学生が持ってもいいのか?」
「学生でクレジットカードはまだ早いんじゃないのか?」
「学生がクレジットカードを作るのはなんだか怖い」
「学生はクレジットカードの審査落ちやすいんじゃないのか?」
といった理由で、クレジットカードをまだ持っていない学生の方もいるんじゃないでしょうか?
クレジットカードを作る前に6つのポイントを知っておけば、ネットで簡単に買い物ができたり、ポイントが貯まったり、キャッシュバックで節約できたり、学生だけの優遇などがあるため学生がクレジットカードを持つことでたくさんのメリットを得ることができます。
そこで今回は、学生がクレジットカードを持つべき6つのポイントをご紹介します。
クレジットカードを作ることを躊躇している学生の方の参考にしてみてください。
Contents
学生向けカードの特徴
6つのポイントを説明する前に、まず学生が持つクレジットカードについて理解してもらうために学生でも作れるカードをご紹介します。
学生カードのタイプ
学生でも作れるカードのタイプは、3つに分類されます。
「学生専用カード」は、学生のためだけに作られたカードです。
特典やサービスなど在学中だからこそのサービス内容です。
「若年層向けカード」は年齢制限(29歳までなど)があるカードです。
若年層向けの特典以外に学生だけの優遇特典が付く種類もあります。
「一般カード」学生でも審査を経て作ることができるカードです。
サービス内容や特典などは一般的なカードと同じです。
学生がクレジットカードを持つべきポイント
ここから本題である学生のうちにクレジットカードを持つべき6つのポイントを解説していきます。
自分がクレジットカードを持った時の事を考えながら読んでみてください。
お金の管理がしやすい
現金でお金の管理は支払いがわかりやすいですが、家計簿などこまめに記入しておく煩わしさがあります。
しかし、キャッシュカードにしておくと決済した内容は、利用明細に自動記録されるため簡単で便利です。
また、最近ではカード会社のアプリを利用することができるのでスマホなどでお金の管理が現金よりもしやすくなります。
クレジットカードは、利用限度額というものがあるため、自分に適した限度額を設定することでお金を使いすぎる心配や失敗がありません。
キャッシュレス決済できる
キャッシュレスは、クレジットカードや電子マネーやプリペイドカードなど、紙幣や硬貨などの現金を使わずに支払い・受け取りをする決済方法のことです。
現金を持ち歩かなくてよいので、財布という荷物を持たなくてよくなります。
また、現金よりも機器にクレジットカードを入れたり、スマホをかざすだけで支払いがスムーズにできます。
電子マネーカードやETCカードの利用
高速道路を利用する学生でクレジットカードを所持していれば、ETCカードの追加発行が可能です。
電子マネーにクレジットカードでチャージ(入金)することも可能で、チャージすることでポイントを貯めることもできます。
SuicaやICOCAなど交通系の電子マネーをよく利用している学生もチャージしてポイントを獲得して貯める方法もオススメです。
ポイントが貯まる
クレジットカードを利用することで、利用額に応じてポイントを獲得することができます。
その獲得したポイントを上手に活用することで、商品に交換したり日常生活の買い物を節約したりでき、ポイントを貯めて学生最後の卒業旅行に利用できたりするので、学生がクレジットカードを持つことの利点が大いにあります。
クレヒスの信用が貯まる
クレジットカードを利用して利用代金を1日でも延滞することなく、必ず口座振替日に支払うことで、「クレジットヒストリー(クレヒス)」というカードの利用履歴よくすることで信用が貯まっていきます。
継続してクレジットカードの利用としっかりと支払期日を守っていけば、カード会社からの信頼も生まれ、将来的にクレジットカードのグレードアップも可能です。
グレードアップとは、ゴールドカードになり、利用限度額の増額やキャッシングの利率も下がります。
学生の優遇性
学生が優遇されるポイントとして、収入がなくても審査が通る可能性があります。
その他に、学生が申し込めるクレジットカードは、年会費無料でポイントの付与が倍になったり海外旅行保険が自動付帯で付いたりと、いろいろなサービスを受けることができます。
こういったサービスを無料で受けたり付いていたりするのは、学生だからこそのメリットです。
そのため学校を卒業してしまうと利用することができないサービスもあるため、学生の間にクレジットカードを作ることをオススメします。
クレジットカードの注意点
学生がクレジットカードを作る前に次の2つの注意点を理解しておきましょう。
カードが利用できないお店などがある
近年、カード決済を導入しているお店の方がほとんどですが、カード決済のシステムを導入していないお店では、利用することができません。
まだ、東京や大阪でもたまに現金のみという飲食店がありますので、注意しましょう。
また、お店によっては利用不可能なクレジットカード会社もあるため事前に確認しておくことが大切です。
国内であれば、JCB、ビザ、マスター、アメックス、ほぼ利用可能だと思いますが、たまに、アメックスが利用できないという場合もあります。
計画的な利用をしましょう
学生が作れるクレジットカードでは、カードの利用枠や利用限度額が一般的なカードに比べると低く設定されていますが、全額使いきるのではなく、無理なく返済できる額を考えながら計画的に利用しましょう。
まちがってもリボ払いなどはやめておきましょう。カード会社は、リボ払いをすすめてきますが、利息が高く、返済しても元本がなかなか減らない事態に陥りがちです。
学生がクレジットカードの審査に通る3つの条件
学生でもクレジットカードを作れますが、どのような条件を満たしていれば審査に通りのでしょうか?
クレジットカードを学生が作る際に満たしておくべき3つの条件をご紹介します。
高校生を除いた18歳以上の年齢
クレジットカードの種類などにもよりますが、年齢は、18歳以上が目安となります。
18歳でも高校生だと制限されますので注意してください。
親の同意書が必要(未成年の場合)
クレジットカードに申請を出す学生本人が、未成年の場合は、親の同意書が必要となります。
親に署名捺印してもらうことになります。
本人または親の安定収入
学生の優遇性でも説明しましたが、学生の場合収入が無くて良いですが、親に収入が無い場合は審査が厳しい可能性があります。
本人が学生で、親に一定の収入があれば、あまり気にする必要がありません。
また、携帯電話の端末料金を自分で分割払いしている場合は、注意が必要です。
この分割払いを遅延していると、金融事故扱いになってしまう可能性があり、カード審査に通りづらくなります。
携帯端末の分割払いは、割賦契約で金融取引です。遅延、不払いは、個人の与信情報に記載されてしまいます。
注意したいですね。
学生がカードを作るメリットまとめ
学生であるうちにクレジットカードを作っておき計画的な利用をすることで、審査の面や生活の利便性、社会人になった時に有利なことがある、将来的な信用の向上などメリットが多数あります。
利用履歴を磨くことは、ゴールドやプラチナカードの近道です。
学生が持つクレジットカードについてしっかりと理解して、快適な学生生活とスマートなライフスタイルを送りましょう!
くれぐれもご利用は計画的に!