借金の保証人と連帯保証人 絶対になってはいけない

投稿日:2020年1月12日 更新日:

借金の保証人や連帯保証人になってくれ、と頼まれたことがある方も、みなさんの中にいると思います。

保証人と比較して、連帯保証人の責任というのは、かなり重いです。

今の時代、保証を入れるとなると、ほぼ連帯保証かと思います。

なる前に、慎重に検討してください。

連帯保証人 | 借金や家の賃貸などで必要とされる

連帯保証人ですが、借金をする場合や家の賃貸の時に要求されることが多いと思います。

もっとも、家の賃貸の場合は、連帯保証人が立てられない場合や責任の重さから、成り手がいないなどの場合も多く、連帯保証人の保護の意味合いもあり、保証会社が、賃貸人の保証をするのが、一般的です。

保証会社とは、家賃の不払い時などに、借主に代わって家賃を払う役割です。

保証会社の引き受けも審査がありますので、この審査に通らない場合は、保証会社が使えず、連帯保証人を付けることになります。

連帯保証人はできるだけ避ける

できるだけ、連帯保証人になるのは、避けましょう。

任侠映画などでは、借金の保証人や連帯保証人になってしまったがために、借金取りに追われて、生活が破綻するシーンなどを見たことがあるかも知れません。

ただこれは、古いイメージです。貸金業法が改正されて、無茶な取立が禁止されています。今の時代、借金取りが取り立て行為をできる時間帯など、制限がされています。

夜の9時から翌朝8時まで、取り立ての電話、FAXや自宅訪問は禁止されています。

簡単にまとめますと、取立の禁止事項は以下です。

少しでも違反している場合は、警察に連絡しましょう。

貸金業規制法に基づく禁止事項

簡単にまとめてみました。

  1. 夜中、早朝の取立行為の禁止
  2. やたらと相手の勤務先などに取立の連絡禁止
  3. 張り紙や立て看板をして、債務者の借入の事実や私生活の暴露禁止
  4. 借金を他の貸金業者からの借入やそれに類する方法による借り換え強要禁止
  5. 連帯保証人でもない親族、知人等への取立禁止
  6. 弁護士等や裁判所で債務整理の手続きを進めていれば、取立行為は禁止

どうでしょうか。心当たりがないか、確認してみてください。

改正貸金業法で追加の禁止事項

2010年には、改正貸金業法により、さらに取立禁止事項が増えています。

  1. 日中、夜間のしつこい取立行為禁止
  2. 貸金業者が、自殺保険金が支払われる保険契約の締結強制を禁止
  3. 公正証書作成の委任状の取得禁止
  4. 連帯保証人とはどういうものか、しっかり説明する義務付け
  5. 貸付前に、全元利負担金額の提示を義務付け

改正後は、かなり債務書側の保護が強くなっています。それまでは、無茶な取立が横行していたのです。

借りたものを返すのは、当然ですが、無理やり返済させるというのは、やってはいけませんね。

また、法を盾に、権利の乱用で、借りたものを返さないというのも、違います。

その借入と返済計画に無理があったと、深く反省して、やり直しなさいと、法は言っているのです。

借金の取立 高利貸しなどの手口

規制されるまでは、深夜だろうと、借金取りが、取り立てを行い、玄関のドアをドンドン叩きながら、金返せや、オラぁ、、、などと怒号を浴びせていたりということが、平然と行われていました。

精神的にきついですよね。

闇金や高利貸しの人たちは、金融機関や金主から低利でお金を借りてきて、そこに利益分の金利を乗せて貸し出すので、当然、高利貸しになるのです。

闇金、高利貸しも金融機関や金主に返済できないと、商売できませんので、取り立てがきびしくなるのですね。

当然、金貸しには、免許制などの制限がありますし、法律の規制もあります。

しかし、世の中には、かなりの高利で貸すところがあるのも、事実です。

トイチという言葉を聞いたことがありますか。

10日で1割の金利です。

たったの10日借りただけで、10%の金利です。

そういうところからは、借りないようにしましょう。

借金を苦に自殺、風俗などで働かされるというアンダーグラウンドな話

ホストに入れ込んで、金を使いまくり、風俗で働くも金が足りず、借金をしてしまい、挙句の果てに、自殺したり、地方に出稼ぎに行かれたりと、借金したばかりに、人生が狂う人がまだまだいます。

いまだに、まれに出稼ぎをさせていたとして、貸金業者が摘発されている事件も見かけます。

保証人や連帯保証人などになったばかりに、人生がおかしくなるというのも、ある話です。

そういう場合、どうやってその状況から抜け出したらいいのでしょうか。

借金の悩み解決は、すぐに法律家に相談しましょう。

弁護士に相談したりするのが、いいです。

具体的な解決方法を提示してくれます。

借金の額と資産などの状況によりますが、自己破産などの債務整理の方法があります。

悩んだり、精神的に追い詰められると、通常の判断ができなくなり、法律家に相談するという簡単なことにも、目がいかなくなってしまいがちですが、借金して精神的にキツくなる前に、法律家に早めに相談しましょう。

ただ、法的な解決も、一回のみです。

また借金を繰り返してしまうと、もう法的手段を使えなくなることもあります。

法律家に頼り、債務整理と同時に借金体質も改善しましょう。

会社の借入時の連帯保証

会社の代表取締役であれば、借入を行うときに、連帯保証人になることもあるかと思います。

日本政策金融公庫は、代表取締役の連帯保証なしの融資もありますが、信用保証協会は、代表取締役の連帯保証が必須となっています。

時代の流れでしょうか。

日本は、中小企業の数がかなりありますし、融資がないと、倒産してしまうという会社も多いです。

中小企業にとって、融資で資金繰りをつないでいるところも多いです。

そこに、代表取締役の連帯保証を取るということが、どれだけ負担が大きいか、ということです。

連帯保証に入るか、入らないかで、精神的負担はかなり違います。

保証人と連帯保証人の違い何でしょうか。

知らずになると、とんでもないことになりますので、注意しましょう。

なる前に、法律家や知人、金融の専門家など、第三者に相談しましょう。

保証人とは

保証人とは、簡単にいうと、お金借りた人が、返せない場合に、代わりにお金を返しますよ、というものです。

お金を借りた人との関係性も重要ですが、もし、なるとした場合、どのくらいの金額の保証人になるのか、しっかり見極めましょう。

とんでもない金額の保証人になってしまうと、追い詰められてしまいます。

保証人とは、以下のような特徴があります。

1.保証人は、貸金業者が返済を迫ってきた場合、まず、主債務者に請求してくださいと言えます。

2.返済資金があるのに、主債務者が支払いを拒絶している場合、貸金業者に対して、主債務者への強制執行をするように言えます。

3.保証人が複数いる場合、返済額は、頭割の金額で済みます。

連帯保証人とは、以下の特徴があります。

  1. 貸金業者は、主債務、連帯債務者のどちらにも返済を迫ることができます。
  2. 主債務者に資金があっても、連帯債務者に返済を迫られたら、拒否できない。
  3. 保証人の場合、保証人が複数いる場合は、頭割の金額が返済上限ですが、連帯保証人の場合は、返済上限はなく、各連帯保証人は、借金額の満額まで返済義務があります。(もちろん、複数人いる場合、債務の満額以上の返済はありません。誰かが満額返済すれば、債務は消えます。)

どうでしょうか。比較してみると分かりやすいかと思いますが、連帯保証人とは、簡単にいうと、保証人のさらに責任が重たいものです。

お金を借りた人が返済できない場合、いつでもお金を貸した人は、この連帯債務者に返済を迫ることができます。

つまり、連帯保証人とは、自分がその借金をするのと、ほとんど、同じ意味です。

そのため、連帯保証人になるときは、借金の相手、金額、内容など、慎重に吟味しましょう。

知らないでは済まされないのが、連帯保証人です。

つい、連帯保証人になってしまったために、自己破産をしたりするはめになる方もいます。

保証人と連帯保証人まとめ

いかがでしょうか。

保証人と連帯保証人について、お伝えしてきました。

いかに、責任が重いかが、お分かりいただけたでしょうか。

簡単になっていいものではありません。

これは、子どもから保証人、連帯保証人になってくれと頼まれても、簡単になってはいけません。

親子なのにと思う方もいるかも知れませんが、簡単に引き受けてしまうと、家族の離散にもつながりかねません。

連帯保証人になるなら、自分が借金全額返すという意気込みが必要です。

そもそも、連帯保証を必要とする債務を負うこと自体、気を付けましょう。

今の時代、普通の割賦契約などでは、まず連帯保証などは出てこないと思います。

保証人、連帯保証人になるときは、ハンコを押すその瞬間まで、慎重に検討したほうがいいです。

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